神戸市中央区「青少年を地域で讃える賞」を受賞
2025年1月10日(金)、本校の団体JVC(ジュニアボランティアクラブ)が、「青少年を地域社会から育む」という観点から、地域に貢献した青少年を地域の誇りとして讃える中央区「青少年を地域で讃える賞」を受賞しました。
JVC部長を務める若山遼紀さんをはじめ、部員21名全員がこの栄誉に輝きました。また、高校2年生の和田 響さんと板谷 姫乃さんも個人として同賞を受賞しました。
JVCは、長年にわたり地域で様々なボランティア活動を行ってきました。ネパール教育支援のための街頭募金活動や、地域の小学校での祭りやイベントの運営スタッフとしての活動などがその代表的な例です。
特に、神戸市中央区にある知的障がい者本人会「てとて」との交流・支援活動は今年25周年を迎え、グラウンドゴルフなどのスポーツや音楽療法プログラム、ヘルプカードの学習会など、年間10回程度の活動を通じて深いつながりを築いています。「てとて」のメンバーの方々も、高校生たちとの交流を心待ちにされています。
和田さんと板谷さんは、「こども支援団体 つばめの会」で毎週水曜日と土曜日の2回、ボランティア活動を行っています。さまざまな外国籍の子どもたちに日本語の読み書きを教え、月に一度のイベントでは企画段階から積極的に参加しています。さらに、「つばめふれあい食堂」の準備・配膳・片付けなどにも携わり、子どもたちの生活を支えています。
これらの活動を通じて、子どもたちの日本語能力は向上し、学校生活への自信につながっています。一方、和田さんと板谷さんも、リーダーシップ能力やコミュニケーション能力を養い、社会貢献の大切さを身をもって学んでいます。