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ユネスコスクール 近畿・北陸地域 ASPnet校学び合い交流会

神戸龍谷中学校高等学校はユネスコスクールのキャンディデート(候補)校として活動しています。その活動の一環として7月から9月の3か月に渡って開催された「近畿・北陸地域 ASPnet 校学び合い交流会」に、本校の高校生2名が参加しました。

この活動は関西地区のユネスコスクールに所属している小学生、中学生、高校生が大阪に集まり、持続可能な社会について意見を交換し合うワークショップを行い、そして1泊2日の合宿を通して、実際に自分たちの目で見て、学びを深めるというものです。

今年は「⽀え合いでつながる地域の和 ~これまでの歴史から・被災された地域から・未来につながる⽀え合い~」をテーマとして、1⽉1⽇に起きた能登半島地震の経験から、⽀え合いながら暮らすということはどういうことかについて意見を交換し合いました。

大阪でのワークショップでは大阪公立大学の伊藤嘉余子教授のお話を聴き、それを踏まえて、災害の被害にあった後、生活をもとに戻そうとするときに、「きっかけになる」、「はしらになる」、「よりどころになる」、「土台になる」ものは何であるのかを自分たちで話し合いました。そして、出てきた意見を「人」、「かたちあるもの」、「かたちないもの」に分類し、何が求められるのかについて考えました。また、応援動画と応援メッセージを作成し、現地に向かう準備を進めました。

8月に行われた合宿では能登青少年交流の家に行き、被災地の学校の先生から学校でどのような被害があったのか、長引く避難生活でどのようなことに困ったのかについて話を伺い、その上で被災地の支援について意見を交換し、学びを深めました。

合宿の後、研修で学んだことを、さまざまな方法で表現し、まとめました。あるグループはイラストを、あるグループは芝居を、あるグループは俳句をと、いろいろな工夫を凝らした発表をしていました。

他校の生徒との交流、また年齢を超えた交流はとても貴重な機会です。今回参加した生徒も、いろいろな年齢の生徒と交流をし、学びを深めてくれていました。

[活動の様子]