TOPICS

  • 学校行事
  • 中学校
  • ユネスコスクール

中学2年 関東宿泊研修

中学2年生は7月16日から1泊2日の東京都と千葉県での関東宿泊研修を実施しました。

当日は朝早くの集合でしたが、これからの研修が楽しみだと一目でわかるほど、みんなの表情が明るかったのが印象的でした。

【1日目 NTTe-city Labo】

4グループに分かれてNTTが手掛けるNTTe-city Labo(東京都調布)で、さまざまな次世代テクノロジーを見学・体験しました。AIを活用しレジなしで決済が完了する次世代無人店舗「スマートストア」、生ゴミからエネルギーを作る「バイオマス技術」、新しい農業のカタチの「スマート農業」、農業や災害など地域が抱える課題への解決策としての「ドローン技術」など。次から次へと現れる最先端のテクノロジーに、大人も子どもも圧倒されました。

【1日目 車窓観光】

NTTでの研修を終えると、バスで宿泊施設へ向かいました。道中は、バスガイドさんによる解説で東京の街を巡りました。残念ながらバスから降りての観光はありませんでしたが、新国立競技場や竹下通り、新宿など、テレビで聴いたことのある場所が登場すると、「おお〜」と歓声が上がっていました。

【1日目 宿泊施設にて(夕食、レクリエーション)】

ホテルに着くと、お待ちかねの夕食タイムです。メインが選べるセットメニューで、チキンソテーか豚カツ丼を選ぶことができました。どちらも美味しそうです。サラダバーやドリンクバーなどもあり、みな思い思いに夕食を楽しんでいました。

夕食の後のレクリエーションでは、生徒会メンバーが中心となり、ババ抜きとジェスチャーゲームをしました。短い時間でしたが、よい盛り上がりを見せておりました。生徒会のみなさん、ありがとうございました。

【2日目 タカラトミープログラム】

宿泊施設でタカラトミーの方の出張授業がありました。出張授業は、タカラトミーの宇宙産業に関する講義とワークショップの2部構成で、とても充実した内容でした。

まずは講義を通して、タカラトミーがなぜ宇宙産業に取り組むことになったのか、いくつもの難題をどのように解決していったのか、といった話を伺いました。そして難題を解決しJAXA、タカラトミー、ソニーグループ、同志社大学の共同開発によって生まれた超小型の変形型月面ロボット「SORA-Q」について学びました。

ワークショップでは、タカラトミーの技術が詰め込まれた「SORA-Q」の操作を体験しました。コントロールはラジコンのように単純ですが、正確に操作し目標物を正面から綺麗に撮影するというミッションに苦戦しているようでした。これを宇宙でおこなうことは、大変難しいのだろうと理解できました。

講義の様子

「SORA-Q」の紹介

【2日目 JAXA 宇宙センター】

JAXAに到着すると、日本の主力ロケットである「H-ⅡAロケット」の実物の前で記念撮影をし、いよいよJAXA内部へ潜入します。

厳重な警備のため、残念ながら中を自由に見学することはできませんでしたが、日本が誇る実験モジュール「きぼう」の管制室を見学したり、宇宙服の実物を見たりと、ここでしかできない体験をすることができました。

その後はバスで東京駅に戻り、神戸行きの新幹線に乗り込んで、新神戸駅で解無事解散しました。

【事後学習】

事後学習では研修で学んだことを一人ずつスライドにまとめて発表しました。最も印象に残った施設や技術、それらが自分たちの生活にどのように関わっているかを振り返り、まとめの活動としました。

一泊二日の研修でしたが、最先端の「知」が盛りだくさんの充実したものになりました。

事後学習の様子1

事後学習の様子2