第9回 高校生国際シンポジウム
2024年2月21日(水)~22日(木)に鹿児島県宝山ホールで開催された第9回高校生国際シンポジウム(課題探究における発表会)に高校3年生の五十川美桜さんが出場しました。
全国から集まった高校生の探究成果を発表し合う場に、「ユダヤ人が神戸に残したメッセージとは」というタイトルで五十川さんは発表を行いました。五十川さんの探究には、1940年代ナチスドイツによって迫害されたユダヤ難民が、リトアニア領事館の杉原千畝氏の「命のビザ」によって、この神戸の地に逃れ、支援を受けたという歴史的事実をみなさんに知ってもらいたいという思いが込められています。
発表は大会のレベルの高さから、体力的にも精神的にも大変なものでした。しかし、審査員との交流も手伝って、立派に発表を終えた五十川さんの姿からは、この探究への更なる思いや可能性を感じました。また、この大会では、世界で活躍する著名人の方のパネルディスカッションもあり、自分の人生を変えるきっかけとなったという話も聞くことができました。
1つのテーマに時間をかけて向き合い、深く掘り下げていく探究活動は、根気のいる活動ですが、活動を通して得られる経験はとても多く、みなさんの可能性を広げてくれます。ぜひ、みなさんも自分の可能性にチャレンジしてみて下さい。
[シンポジウムの様子]