平和に関する3校合同授業
神戸龍谷高校は、2023年11月13日(金)午後に相愛高校の生徒さんが来校し、リガ文化学校留学生の皆さんと共に、平和をテーマにした合同授業を行いました。この授業には駐日ラトビア共和国大使館参事官 Andzejs KASEVSKIS(アンジェイス カシェヴスキス) 氏、リガ文化学校の副校長、神戸大学法学部 簑原 俊洋先生教授など、様々なゲストが出席し、異なる視点から平和について深く学びました。
アイスブレイクの段階から、異なる学校や国から来た生徒たちと気軽に交流することができ、初対面ながらも笑顔があふれるアットホームな雰囲気が広がりました。
プレゼンテーションセッションでは、それぞれの学校の位置する地域の平和と歴史についてプレゼンテーションを行いました。
ディスカッションでは、提示された「平和と紛争」のシナリオについて、各校の生徒が自分たちの視点から解決策を模索しました。協力してアイデアを出し合い、集まった知識や経験が融合される中で、新しい視点が開かれました。
神戸大学の教授からいただいた実社会を交えた講評は、私たちの提案やディスカッションをより現実的な視点で見つめ直すきっかけとなりました。
次に講堂に移り、相愛高校によるカルテット演奏、合唱を聞きました。素晴らしい演奏で、参加者全員が、心をうたれました。
最後に、ラトビアの代表的な歌「PUT VEJINI」を参加者全員で合唱しました。歌で平和を勝ち取ったとされ、歌が深く文化に根付いたラトビアの曲を共に歌うことは、私たちや生徒にとってとても素晴らしい機会となりました。異なる言語や文化を超えて結ばれ、共に学び、共に歌い、そして、共に平和への願いを込める瞬間だったと思います。
この合同授業を通じ、生徒たちが共に考え、行動することで、平和への一歩を踏み出す力を感じました。
[当日の様子]