リガ文化学校受入プログラム報告2023
2023年11月9日(木)から11月16日(木)まで、高校生2名、副校長1名日本語教員1名 計4名が神戸龍谷に来校しました。
本校は2017年より、神戸市と姉妹都市であるラトビアのリガ市にある「リガ文化学校」と交流を続けています。新型コロナウィルス感染症のため、行き来ができませんでしたが、今年度になってようやく、交流を再開することができました。
- 1日目
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朝礼時に、生徒会よりリガからの皆さんを全生徒に紹介しました。その後、校内を見学し、HR教室に参加しました。体育や国語、世界史などの授業を受けました。1年3組の「コミュニケーション英語」の授業では、クラスのみんなで、留学生の名前を漢字にするという取り組みで交流を深めました。午後は、「人と防災未来センター」、「兵庫県立美術館」へ行き、神戸の歴史や文化を学びました。
- 2日目
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留学生の皆さんは、午前中クラスの授業に参加し、午後からは、本校と同じ龍谷総合学園加盟校の相愛高校が来校し、リガ文化学校と本校と3校合同授業を行いました。合同授業には、ラトビア大使館より参事官 Andzejs KASEVSKIS(アンジェイス カシェヴスキス) 氏、神戸大学法学部 簑原 俊洋教授また神戸大学大学院生3名の皆さんが、ご参加くださいました。この合同授業のテーマは「平和」。それぞれの学校によるプレゼンテーションや、平和に関するディスカッションを行い、初対面でありながら、お互いに意見を伝え合おうとする生徒の姿が印象的でした。詳しい内容を本校webサイトのTopicsに公開(記事は、こちら↗)しておりますので、ご覧ください。
- 3日目
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留学生のホストファミリーをしてくれている生徒を交えて、京都を訪問しました。清水寺へ行き、絶景を楽しみました。その後、日本郷土料理体験を行いました。初めて食べる日本の伝統的な食事に驚いていたようです。その後、浄土真宗本願寺派の総本山である西本願寺へ行き、国宝の御影堂、書院、飛雲閣などを拝観しました。
- 4日目
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本校の宗教行事の一環である礼拝(らいはい)に参加しました。礼拝の後に各HRクラスで、プレゼンを行ったり、羽根つきやけん玉など日本の遊び体験をしました。午後、本校中学生との交流のため青谷学舎を訪れ、交流会を行いました。中学生は神戸の街を紹介する動画を作成しプレゼンテーションをし、神戸の町クイズを行いました。ラトビアの先生方によるラトビアクイズ大会は大盛り上がり。その後、本校の生徒が少林寺拳法の演舞や、ダンスを披露し、とても楽しい時間を過ごすことができました。(中学生との交流の様子はこちら↗)
午後は、リガ文化学校で日本語教師をされている先生から、中学2年生に向けて、「海外で働くこと」ということをテーマにお話いただきました。熱心に耳を傾ける生徒の姿が印象的でした。留学生の皆さんは本学舎へ移動し、合唱コンクールを見学し、茶道部による茶道体験をしました。初めての抹茶の味はいかがだったでしょうか。
- 5日目
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とうとう最終日。さまざまなクラスに参加し、ラトビアに関するプレゼンテーションを行ってくれました。各クラスで簡単なお別れ会が行われ、留学生も、本校生徒もお互いがいい交流ができたと大変喜んでいました。
[受入プログラムの様子]