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リガ文化学校とのオンライン交流会

□目的
例年行われておりましたラトビアにあるリガ文化学校との交換留学が、新型コロナウイルス感染症の影響により実施することが困難となりました。しかしながら、グローバルな学びの機会を失わず、生徒たちが異文化交流を持つことの楽しさを感じ、また普段の授業で培った英語コミュニケーション能力を発表できる場を提供したいと考え、この交流会を催しました。

□交流会の流れ
3月11日(木)16時20分(現地時間9時20分)という放課後の時間を使い本校生徒8名とリガ文化学校生徒8名でGoogle Meetを使い90分の交流を行いました。(リガ文化学校では1時間目2時間目にあたります。)リガ文化学校ではすべての授業をオンラインで行っており、教員・生徒の皆さんは自宅から参加されていました。

お互い英語での自己紹介を終えた後、緊張をほぐす為にまず質問に対する回答を紙に書き出し共通点を見つける「共通点探し」を行いました。本校の生徒たちはリガ文化学校の生徒の回答を見て、興味のあることや好きなことに多くの共通点を見つけ関心を示していました。その後、お互いの文化を紹介し合いました。お互いの文化について想像上以上に質問が飛び交い、神戸龍谷の生徒にとっては、世界は日本のどのようなところに興味が持っているのかを知ることができたと同時に、英語を使ってさまざまなことを説明するとてもいい機会になりました。

最後の質疑応答では”Which Anime do you recommend for beginners?” 「初心者おすすめのアニメは?」 ”What do you do after you graduate from high school?”「高校卒業したらどうするの?」 “Why do Japanese schools have a school uniform?”「なぜ日本には制服があるの?」 “ What percentage of students go to university?”「何パーセントの生徒が進学するか」など答え易いものから、難しいものまでありましたが、それぞれ一生懸命に自分なりの考えを答えていました。
90分という時間は長いように思いましたが、交流会振り返ってみるとあっという間でした。生徒たちからも「もっと聞きたいことがあった」という声もありました。定期的にこのような交流会を開き、生徒たちへの世界に対する興味を刺激して異文化への興味関心理解を深めていく機会を設けたいと思っております。

□交流会参加生徒 感想文

まず、このコロナの状況でも、インターネットを通じて世界の色んな人と関われるという事が分かってとても嬉しかったです。また、日本語を学びたいと思ってくれている生徒のみんなと、英語を使って交流出来たことは、自分自身の英語力の向上を実感したり、日本の文化について客観的に見たりすることができました。 反対に、日本の文化や、日本の社会情勢について聞かれた時に、うまく答えることが出来なかったので、この経験を自分の留学にも活かしていきたいと思いました。 今回の交流会で、世界の共通言語である英語を学ぶ重要性を再確認することができました。
今まで英語を実際に使ってみて海外の人とコミュニケーションをとる機会がなく、伝わるのか不安でした。しかし実際に会話することが問題なくできました。とても嬉しかったです。自分の住んでいる地域から遠く離れた土地に住んでいる人たちと意思疎通できるなんてやっぱり言葉は人が生み出した大きな所産だと改めて思いました。今までも英語が好きでしたが、この交流会でもっと好きになりました。もっと英語を勉強して様々な人と話してみたいとこのミーティングで思いました。 ありがとうございました。

[当日の様子]