株式会社カネカ高砂工業所 企業見学
2019年8月28日に1年生のグローバル理系コースの生徒は、株式会社カネカ高砂工業所に協力いただき企業研修を実施しました。
研修では、株式会社カネカ元常務取締役の高橋里美様から「研究技術者の醍醐味・面白さ」と題目で講演していただきました。工場見学ではカネカの主力商品である還元型コエンザイムQ10の製造過程を見てきました。その後、カネカの若手社員さんに自分のしている仕事の説明をしていただき、企業で働くことや、理系の道に進んだことなど和気あいあい座談会を楽しみました。
当日の感想
□カネカ全体・工場見学について
□講演会や座談会について
今回私はとても貴重な経験、話が聞けたと思います。高橋さんの体験談や失敗談を聞いて今の私の高校生活にとても影響のある事がいくつもありました。
その中でも、「成し遂げたい事、なりたい自分を明らかにする」「志を実現するために継続的に取り組む」この言葉がとても心に響いた気がします。なぜならば、私はしっかりとした目的、なりたい自分が明確ではありません、やはり、ここを決めていないと途中で自分がどこに向かって歩いているのかがわからなくなります。
成功した方々の話を聞いていると、自分なりの一本の筋を持ち、揺るがぬ目標を持っているように思えました。そしてその目標に向かって日々努力している事も話の中からすごく伝わってきました。私も今すぐにではないですが、出来るだけ早く自分の理想の姿を見つけてそれに向かい努力するべきなのかと思いました。
また、4人の若手の社員さんからお話を聞く事が出来ました、歳もまだそこまで離れていなく、私達高校生の身になって沢山のアドバイスを頂きました。なぜ勉強するのか。大学にいくため?学歴のため?私はそうは思わなくなりました。
この問題には答えはありませんが、色々な人に会い学ぶ為に行くのかなと思うようになりました。だから今この勉強をする意味が分からなくても、明日の為、理想の自分になる為に、日々の勉強、学びを大切にしていきたいと思うようになれました。講演を聞くと人が変わった気がします、ですが心の中で思うだけで無く、行動を起こし、持続しなければ、成功は訪れないと思います、お話を聞き終えたその瞬間から私は変わろうと思いました。
普段私達は目上の方と接することはあっても、自分たちの進路や、その方がどういきてきたかは聞く機会が少ないと思います。なので、今回はすごい方に、株式会社カネカのことだけではなく、その方がどういきてきたかなどを学ぶことが出来てすごくいい機会だったのではないかと思いました。
若手社員さんとの懇談会では、逆に私たちと年齢が近い人から様々なことを学ぶことが出来て良かったです。自分たちに年齢が近い人に話を聞くことによって、その方がどう今まで生きてきたかという実感がわきやすかったです。
また、最近は理系の方に進みたいと思っても、論文などを英語でかかなきゃいけないときもあるらしく、しっかり今のうちから基礎を固めておかないと後悔すると言っておられたで、いまのうちからもっとがんばろうとおもいました。私は研究者や技術者になりたいと思ったことがあったので、今回の、企業見学で、普段できない体験ができてとても良かったです。
若手社員さんの発表、懇談会を聞いて、発表を聞く前自分はカネカのような大手の企業に入れる人達は、学生の時から自分とは心持ちも違って自分の将来を見据えているのかと思っていましたが、実際に話をきいてみると直前まで就職先がわからない中大学生活を送っていたという事が一番衝撃を受けました。
しかし自分と違うところは、今回発表してくれた4人の方全員が、高校生の時から勉強を必死にやっているというところでした。他にも部活だったり料理だったり自分の好きな事に一生懸命だったと言うところでした。
そこで今の自分には何が一番大切なのかを考えたら、高橋さんも言っておられた何事もある一定の規則で継続する事でした。そこで自分は何を継続すれば良いのかを考えるとやはり勉強でした。高校生に入る前自分は「高校生は一年生の時からがんばろう」と決めていたのに実際は部活なども忙しくて勉強の方になかなか力が入りませんでした。二学期からは勉強も部活も毎日コツコツがんばっていきたいです。