特進グローバル文系
2024年3月12日~21日に第1回オーストラリア語学研修がおこなわれ、中学校1年生~高校2年生の28名が参加しました。このプログラムは初の試みで10日間という短い期間でしたが日本では経験できない体験をたくさんしてきました。
■1日目
3月12日の昼に関西国際空港を出発した生徒たちは、次の日の朝にメルボルン国際空港に到着しました。そしてメルボルン市内のエクスカーション(※1)に出かけました。セントポール大聖堂やフリンダースストリート駅等のとても有名な観光地を巡りました。
昼からはバスで滞在先のジーロングに移動しホストファミリーと対面しました。生徒たちは、これから始まるホームステイに緊張しながらもわくわくした表情で、それぞれのホームステイ先へ出発していきました。
※1 … エクスカーション(excursion):社会見学、遠足
■2-9日目
2日目からはオーストラリアでの学校生活が始まり、午前中がESL(English as a Second Language)授業、午後は現地生徒と交流をしました。交流として、龍谷生は現地の体育の授業に参加したり、現地校の6年生と交流会をしたりしました。また、現地の先生から家庭科室でカンガルー肉のバーガーの作り方を教えて貰いました。 生徒たちは、「とても美味しかった」と言っていました。
5、6日目は休日だったので、生徒たちはホストファミリーと過ごしました。7日目はジーロングの市内エクスカーションでした。ナラナ・カルチャーセンターでアボリジナル文化(先住民文化)を体験し、国立ウール博物館でジーロングの歴史や羊毛の大切さについて勉強しました。
9日目の夜に、生徒とホストファミリーの全員が集まり、フェアウェル・パーティーを開催しました。パーティーで生徒たちがホストファミリーの皆さんに折り紙や書道の日本文化を伝え、交流を深めていました。最初の頃の緊張はもうどこにもなく、よく打ち解けられたようでした。最後に生徒たちは、研修修了書を貰いました。とても素敵な時間を過ごしました。
■最終日
最終日の朝にホストファミリーと別れ、もう一度メルボルン市内に戻りました。最後のエクスカーションでサウスメルボルンマーケットとメルボルン博物館を巡り、夕方には空港へ移動し、日本に戻りました。
参加した生徒たちは10日間、英語漬けの生活やホストファミリーとの共同生活など初めてづくしのことばかりで、少し疲れた様子でした。しかし、研修をやり遂げた生徒たちを見て、日本を出発した頃よりも一回りも二回りも成長したように感じました。生徒たちにとって非常に貴重な経験になったと思います。
■ 生徒たちからの一言
・My host mother is from Vietnam and I had Vietnamese food for the first time. My host family is very friendly and there are lots of chances to speak English.
・I went to the zoo and saw a koala. I was really happy and it was really cute.
・Today I went to the ocean. I played with my host brother and sister and made many wonderful memories.
・Today was my last class in Australia and it was really fun. I’ll really miss the school and today will be my last time to spend with my host family. The farewell party was fun.
・Now I’m finally back in Japan. There were many hard things, but they were great experiences for me. I became a better English speaker than I was.