高2 グローバル理系コース 第5期生 アメリカ研修体験記
高校2年生グローバル理系コースの第5期生は、2023年12月12日~12月19日までのあいだ、アメリカ合衆国のMIT(マサチューセッツ工科大学でアメリカ研修をおこないました。
・事前研修
事前研修として2023年8月28日(月)~30日(水)の3日間、Global Studies Programを行いました。
このプログラムでは日本の大学で学ぶ外国人留学生と、英語のみを利用してディスカッションを行い、生徒自身の考えや夢、学ぶ意義などを英語で表現することや、英語をコミュニケーションのツールとして利用できるようになることを学びました。
また、留学生のプレゼンテーションを聴くことや、ディスカッションを通して、自分とは異なる「文化」「価値観」「考え」をもつ人々との交流を行い、自らの視野を広げることもねらいの一つです。
・プログラムの内容
1日目 | 目標設定・英語に慣れるための取り組みを行う。 (ロールモデルとして外国人留学生によるプレゼン、ディスカッション) |
2日目 | ポジティブな考え方や自分のことを、ディスカッションを通して考える。 |
3日目 | 最終プレゼンテーションを行う。 |
・研修の感想(抜粋)
■ 英語というのは、書くのも、話すのも、すごく難しい印象というのが大きかったのですが、3日間の活動を通して相手に英語で気持ちを伝えるのは難しくはないんだと知りました。英語で話すのは自分で思っていたよりもおもしろくて、興味を持てたし、将来なりたいと思う職業の幅が広がったように感じます。
■ 様々な国の英語に触れることができ、いろいろな英語があるんだと学べた。
外国人からの視点での日本の印象を聞けるので、新しい日本の良さに気付くことができました。
日本語を使う機会がないのも良かった。
■ 最初は、グループ内であまり意見を出せませんでしたが、段々と慣れてきて、少しずつですが意見を言うことができました。英語で話すときの表情であったり、ジェスチャーをより意識して話すようになりました。この3日間を通して、もっと英語を頑張りたいと思いました。アメリカ研修では、今回の経験を生かして、いろいろなことを学びたいと思いました。
・アメリカ研修
今回の研修では、英語をコミュニケーションツールとして利用し、ハーバード大学やMITで学ぶ学生との交流を行うことで、日本での学びが、海外でどのように生かされているかを体験的に理解することが目的です。また、ホームステイを通じて、現地で生活している人々の文化に直接触れることで、多角的な視野を持ち、人間的な成長も期待しています。
マサチューセッツ州 ボストンにあるハーバード大学やMITを訪問し、キャンパスツアーや学生との交流、サイエンスワークショップ、ホームステイを体験してきました。MITでは、上記に加え、MIT ミュージアム見学とMITで活躍する今田慎也 博士の講演を聞いてきました。
サイエンスワークショップは、指紋の検出、毛髪での個人特定、インクの分析、光のスペクトル分析を用いた大気成分の予測を経験しました。
研修後の感想(一部抜粋)
■ アメリカは日本と比べて街も食べ物もすべて違っていて新鮮でとても面白かったです。毎日ワクワクするようなことばかりで行程全部をとても楽しむことができました。今回たくさんのことを経験できたので満足です。また行きたいと思いました。
■ 日本とは違った文化や生活を感じ、すごく面白かったです。異文化に適応する力がつきました。向こうの人が英語のレベルを合わせてくれたので英会話の力がついたと思います。
■ 最初は不安だったけれど現地の人と交流することがとても楽しく、買い物は何もかも新鮮でとてもワクワクしました。リスニングに自信がつき、好きになりました。もっと英語を学びたいと思うようになり、将来は海外に住んでみたいという気持ちになりました。
■ MITの人たちからいろいろな科学実習をしていただきました。理科的な考察力が身についた気がします。実際に犯罪捜査で使う手法を学べるという経験は日本ではできないと思います。グループでわいわいと作業をするのがとても楽しかったです。